Shibaのお勧めするアルバム


 -vol.13- 
(2002.4.20)

 NIRVANA PUDDLE OF MUDD---



NIRVANA(ニルヴァーナ).....彼らの人生についてはさておき、音楽性と言う面において
ワタシの周りでは『ニルヴァーナは嫌い』と言う人はあまり居ない。
女の子は聴いたことないにしろ、特に男の子は皆『ニルヴァーナが好き』と言っても良いだろう。

ニルヴァーナ.......彼らのグランジスタイル(ファッション)、そしてカート・コヴァーンの生涯、
そんなモノを全部ひっくるめて、彼らのポリシーがその音楽に表現されているからなのだろうか。

ニルヴァーナの音楽はワタシにとっては、非常に重く叫びのように聞こえる。
まさに『憂鬱』『苛立ち』『怒り』『絶望』の4点セットなのである。

この背景には、時代と言うものが絡んでくる。
1980年代のROCKはいわゆるSEX、ドラッグ、ロッケーンロールなどというどちらかと言えば
非常に明るいROCKだった。
しかし、1990年代そんなのウソっぱちだ!と言うトコロに人々は気づく。
ジェネレーションXとはご存じだろうか。
『誰しもがチャンスを与えられ天から与えられた才能を発揮し、より豊かな生活を求め続けていける』
と言う考え方を信じられず、未来に喪失感を抱き不安と孤独と絶望にさいなまれている
アメリカの20代を指す言葉だ。

ニルヴァーナはそんなジェネレーションX的考えにあてはまる歌詞と音楽性、
ニルヴァーナに自分の気持ちを重ね合わせて見るコトによって共感を持ち受け入れられたのだ。
ニルヴァーナとは言ってみれば若者の代弁者たちであったのだ。

1985年にカートは初めてバンドを組む。
1987年にバンド名がニルヴァーナとして落ち着く。
カートはその音楽性と『神はゲイだ』『ニクソンがジミ・ヘンドリックスを殺した』などの
言葉で地方のヒーローとなってゆく。
1991年メジャーになりNEVERMINDを発売すると、彼らの世間に中指を立てる姿勢が
時代にフラストレーションを抱えるジェネレーションX世代の若者に共感を得て
熱狂的な支持を受けるコトになる。

では、カートは何故自殺と言う道を選んだのだろうか。
しかも彼らの絶頂期に。
彼の遺書によると、『人々を騙したくない』と言う理由なのだそうだ。
情熱のない自分の歌を聴いて人々が熱狂してニルヴァーナの音楽を楽しんでいる。
そんなコトがあってはいけない、騙したくない.....。

自分は今まで、保守的な大人・産業的なモノに反骨精神をむき出しにして喧嘩を売ってきたのに
バンドが売れるに従って時代の表舞台へと押し上げられてしまった。
ただ、自分のロックを歌ってきただけなのに、若者の代弁者となってしまったことへの矛盾。
こうしたコトが彼の自殺と言う道へ導いたのだろうか。
1994年4月8日ショットガンによる自殺。推定死亡時刻は4/5

カートの死以降、現在も彼らの人気がゆるぎ無いモノだと核心したのは昨年の今頃。
Hawaii旅行中、どこもかしこもニルヴァーナが聞こえてきた気がする。
ビーチにラジカセ(?)を持って現れる若者達の所からもニルヴァーナが聞こえてくる。
ショッピングセンターでも、古着屋でも。

ニルヴァーナの再来と言われるPUDDLE OF MUDD、今回はこちらの紹介。
アルバム名は“come clean”オルタネイティヴロック。彼らはピカピカの新人。
比較するのは互いに失礼な話なのだが、確かに似ている。

ワタシは、毎日のようにAFN(American Forces Network)を聞きながら仕事をしている。
かつてはFEN(Far East Network)と呼ばれてた局だ。

“EAGLE810”ではアメリカのヒットチャートばかり流しているし、毎日毎日ほぼ同じ曲が
流れてくる。
毎日毎日、PUDDLE OF MUDDも流れてくるのだ。
普段、オルタネイティヴバンドってCDを買ったりしないのだが、Jazz、Soulに飽きてくる
時があって、ゴォ〜〜〜ってのがたまには聞きたくなるのだ。
PUDDLE OF MUDDを聴くと勝手に自分の頭の中でファイヴ・フォーティーやマック・ツイスト
などをキメている絵を想像したりしてしまうワタシがいる。
かなり気持ちよくね。出来ないクセに....。

『ニルヴァーナやパールジャムと比較されることに関してどう思いますか?』
『それは素晴らしいことだね。俺達を偉大なバンドを比較してくれるのは名誉だよ。
体が震えてしまうクールなフィーリングだしグレイトだよ。』
『5年後の未来について考えたコトは?』
『5年後には3枚目のレコードを出しているかな?....』

歌詞的にはニルヴァーナと同じく4点セットが備わっているものの
明らかに自分たちには未来があることを想像している点ではニルヴァーナとは違う。

それを考えると1990年代には考えられなかった未来と言うモノが2000年代には
少しだけ前向きに考えられそうと言ったコトが言えるのだろうか。

しかし最近ワタシの周りではニルヴァーナ的悩みにぶつかっている人が結構居たりする。
コレは一概にワタシの周りだけと言うコトでは無いのだと思う。
現にワタシだって、人に会いたくない時があったり、気づくと夜になっても
部屋は真っ暗なままと言うコトもたまにはある。
それを話すと『え”〜マジ?Shibaさんが!?(も!?)』とかなり驚かれる。
しかし少なからずとも誰しもがそんな“隠”の部分を持って生きているのだと思うのだ。
(まぁ、毎日が楽しくてしょうがない!と言う人も中には居るのだろうが。)

ニルヴァーナが伝説となってしまった今、人々は新たなニルヴァーナ探しをしているのだろうか?



Shibaにもお勧めのアルバムを発見したら教えてね。待ってます!
boogie-s@qd5.so-net.ne.jp

Shibaのオススメアルバム

2002年
ANTIBALAS
AEROSMITH
ONENESS OF JUJU

2001年
BEE GEES
JACKSON FIVE
BLUE JUICE vol.3
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
RIGHT ON! vol.3
ALICE CLARK
JAKE SHIMABUKURO
MARIA MULDAUR
CURTIS MAYFIELD
SLY & THE FAMILY STONE


>>>SHOZYさんとこも見てみる

>>>Go to Home!

[PR]今流行りの携帯ゲームは?:完全無料でずっと遊び放題だよ